日原川水系_日陰名栗沢_2023年7月2日(日)
今週も天気はイマイチ。土曜日は雨予報だが日曜日は何とかなりそうだった。菌界にでも行こうかなと思っていたがリョウちゃんがスケジュールがないらしいので、奥多摩の日原川水系の日陰名栗沢に行くことにした。
リョウちゃんの場合、車が使えないので自宅からは電車になる。鶴巻温泉までは朝の始発でも6時着なので遅い。あれこれ考えた挙げ句、青梅線の古里駅前にあるセブンイレブンで朝7時過ぎに合流することにした。セブンイレブン古里駅から日原林道の八丁橋までは40分ぐらいだ。
そこから林道を40分ほど歩くと日陰名栗沢への下降点に着く。そこを下りると光石があり、その前で遡行準備をして日原川を渡渉して日陰名栗沢に入る。そこから遡行開始して尾根に出たのが、13:30過ぎ、尾根沿いを歩いてヤトケ尾根入口に付いたのが、14時少し前だった。このヤトケ尾根が曲者で前半はのっぺらとした尾根が続き、後半は急斜面のトラバースが続く嫌らしいルートだった。
リョウちゃんのヤマレコは、こちらへ
八丁橋が満車のため、ガニ沢のカツラに駐車した。
7:44 車の後ろ方向に出発する。
林道の途中に天祖山の登山口があるが、そのまま林道を進む。
梅雨の間の貴重な青空だ。
途中、下山時に林道に出るところを通過する。
40分ぐらい歩いたところに日原川への下り口があったが見落とし少し先に行って引き換えしてきた。
急斜面のトラバースで嫌らしい。リョウちゃんは途中でチェーンスパイクを装着し、ハンマー(ゴルジュライト)を手に持った。
光石の前にやっと到着し、沢装備を装着する。日原川は水量豊富だ。写真の左岸を通って滝の上に出て渡渉する。
日原川上流に向かって、赤矢印ルートが渡渉ルートだ。
日陰名栗沢に入るとすぐに滝がある。登れるのだがずぶ濡れになる。
直ぐ様巻くことに。左岸から巻ける。
二段の滝。ここも左岸を歩いて通過。
ここでリョウちゃんからイワナの習性について教えもらう。山菜のミズについても教えてくれた。誰かがミズを刈り取った跡があったらしい。
おむすびみたいな岩が転がっている。
この滝は水線突破。
2条の滝。釜も浅いので右側の滝を登る。
リョウちゃんが登ってくる。
左寄りの水流に沿って登る。
リョウちゃんも問題なく登ってくる。
ここら辺からナメ滝になる。
次もナメ滝だ。
水流の左横から登れそうな気もしたが左岸を巻くことにした。
この滝は左側の滝を登った。
この滝も水量の少ない左側を登る。
倒木を利用して左隅から。
この沢の倒木はとにかくデカい。
リョウちゃんが登ってくる。手前に赤いチャートがある。
コルジュっぽい渓相だ。
左岸に大きなワサビ田の跡がある。
六ノ沢との二俣。右の沢に進む。
横たわっている苔生した倒木を乗り越えるリョウちゃん。
源頭部だ。
少しバテ気味のリョウちゃんが源頭部を登ってくる。登ってきたところで右岸から詰めることにした。
13:35 稜線にでるとワラビの草原だった。ここから日陰名栗山に向かって稜線歩きだ。
右下に奥多摩湖が見える。
あろうことか私は日陰名栗山のランドマークを見落とした。写真はリョウちゃんが撮ったもの。
13:58 ヤケト尾根はロープの張られたここから入る。
尾根がのっぺりしているのでの方向感覚が戸惑う。リョウちゃん下山はバテバテでした。
今回の核心は下山後半の急斜面のトラバースでした。道幅30mほどに落ち葉が積もっていてフワフワでした。
最後の最後に行き詰まり懸垂下降でおりることに。写真は懸垂下降後、ロープをまとめるリョウちゃん。自宅で練習したらしい。
この吊り橋をわたり登り返すと上から5番目の写真の日原林道に合流する。
16:37 無事、ガニ沢のカツラに戻ってきた。
帰りはもえぎの湯に行こうとしたが入口で混んでいるのがわかり、入浴しないで帰ることにした。写真は、今日のお土産のウスヒラタケ。
このお土産はヒラタケでした。