富士山_2023年7月25日(火)から2日間
シニアのTさんから山行報告があったので簡単レポートします。昨年も富士山にチャレンジし、残念ながら富士山八合目で荒天のため登頂を諦め下山したTさんは、リベンジのため今年も富士山にチャレンジです。メンバーは、Tさんを含め10名が参加しました。
アプローチは、水ヶ塚駐車場に車を止め、そこからシャトルバスで富士宮五合目まで行きます。今回のルートは、富士宮口五合目を出発し、富士宮登山道で八合目まで登ります。そこからトラバースするように隣の御殿場道に入り赤岩八合館に行きます。そこで一泊した翌日に冨士山山頂を目指します。下山は、御殿場ルートで宝永山まで下山し宝永山火口経由して富士宮登山道の五合目までおります。
水ヶ塚駐車場で入山時保全協力金1000円を払うと写真の記念の木札がもらえる。そして満員のシャトルバスで駐車場から富士宮五合目登山口まで向かいました。
10:30 富士宮五合目登山口を出発した。写真は宝永火口縁。火口縁廻りから六合目まで高度順応しながらゆっくり登りました。晴れていて天気は良かったみたいですが逆に陽がダイレクトで暑さが厳しいかったみたいです。でも時々雲がかかり、天然ミスト効果で少しは救われたとのことでした。空気が薄くなって行く中で「富士山は修行の山」と言いながら皆黙々と登ったらしいですが、八合目で御殿場道にトラバースするときに汗で冷えが原因で珍しく脚を攣ってしまったようです。
16:00 赤岩八合館に到着し、日没まで外で展望を楽しんだそうです。雲が無く、相模湾、伊豆半島、駿河湾が地図のように見えたみたいです。蔭富士は写真のようにどこまでも伸びて箱根の山に重なりやがて雲に溶けていったとあります。Tさんは大自然のドラマをここでボーっと見ているのが好きで、私の登山目的にもなっているとのことでした。
小屋の夕食は名物お代わり自由のカレーだったそうです。外国人も多く小屋は満員だったとのことでした。
赤岩八合館からの日の出。朝食をとった後、山頂目指して朝6時に出発する。前は暗い内に小屋を出て山頂で日の出を見たが、今は控えているとのことだ。
何回かジグザグを繰り返していくうちに御殿場ルートの山頂の鳥居にたどり着いた。ここから剣ヶ峰に登ることになった。最高地点の剣ヶ峰への道は急勾配でざれているので最後の難関だ。
8:00全員無事に剣ヶ峰山頂3,776mに立った。写真は剣ヶ峰からの下山中のもの。その後、赤岩八合館まで下山した。そして11:00に赤岩八合館から下山開始し、御殿場ルートを宝永山までザクザク下り、火口底で一休み。続いて六合目を経て富士宮口五合目に14:30無事下山した。
全員の願いが届いて安全に素晴らしい富士登山ができてよかった。
来年は?どうしよう?(Tさんの弁)