日原川水系_鷹ノ巣谷_2024年5月11日(土)
今週はシュウちゃんと奥多摩の日原川水系の鷹ノ巣谷の沢登りに行くことにした。隊長とリョウちゃんはお休み。計画しているときにリョウちゃんが岩村岩尾根の登山道が通行止めになっていると教えてくれたので急遽計画を練り直し、大滝まで行って大滝を登り、そこから引き返す計画とした。
鳩ノ巣駐車場でシュウちゃんと待ち合わせそこから車1台で日原駐車場まで行くことになっていた。朝5時に自宅を出発して鳩ノ巣駐車場に着くと昨年まで無料だった駐車場が有料になっているではないか。それも土日祝日は最大料金なしの1時間300円だ。こんなとこに車はとめれないのでシュウちゃんにも日原駐車場まで来てもらうようLINEで連絡し、トイレだけ借りて日原駐車場に向かう(最初の15分は無料なので、トイレに寄るだけなら可能です)。
日原駐車場に着くと以外と空いていた。少ししてシュウちゃんも来たが余裕でとめられた。ここは協力金の500 円でとめらるから鳩ノ巣駐車場よりかなりリーズナブルだ。早速、駐車場でハーネスとガチャ以外の装備をして出発した。今日の共同装備は、30mロープ、ハーケン各種、ハンマーとした。シュウちゃんはカム類を持って来たけど車に置いていくことにした。その他、支点構築するスリング等は個人持ちだった。私はヌンチャクを忘れたのでシュウちゃんから借りた^^;ハーケンは使わず、大滝登攀と帰りの懸垂下降で30mロープを使用した。
ヤマレコにも遡行記録があります。良かったらご覧下さい。
日原駐車場に着いたのは、朝7時前だった。
駐車料金は協力金ということで500円でした。
駐車場から日原森林館の方向に日原街道を進み、途中から階段で降りて行くと巳の戸橋があります。
巳の戸橋から少し行ったところに稲村岩尾根から続く登山道との分岐があります。
通常はここから下山するのですが今日は通行止めのため沢を下って降りてくることにしました。
稲村岩尾根との分岐を鷹ノ巣谷に方向に進むと入渓点があり遡行で準備して遡行開始しました。
ここは左岸から通過しました。
シュウちゃんが先行して登ります。
X字状8×10m(地蔵滝)かな。下段は水流の右側を登りました。
上段は真ん中を登りました。
大きな堰堤が見えてきます。左岸にトレースがあったのでそれに沿って堰堤を越しました。
階段状の流れ。
右岸の滝の手前を登りクリア。
後続のペアに追いこれました。
上段に石積堰堤がある滝です。左側から登ったかな。
もう一つ上段に石積堰堤がある滝です。下段は水流の右側から登りました。石積堰堤は右側の端から。
上の写真の手前には残置ロープがありましたが、これは帰りに使用しました。
釜が深いので右岸を巻きましたが、巻きも簡単ではありませんでした。濡れても良いなら水流沿いに行った方が安全です。
巻いてくるシュウちゃん。
ここは写真右側の岩壁を登りました。残置スリングがありましたがヌメってそうで緊張感がありました。
滝に寄りかかっている倒木を使いクリア。
3段10m滝でしょうか。上段は立っておりかつホールドもありません。
上段は右側にある残置スリング(3本)を使用して登りましたが足のホールドがなく力任せ的な登攀でした。
残置スリングを使用して登ってくるシュウちゃん。
4m滝
大滝に着きました。先行ペアがすぐに登攀開始しました。先行ペアは長いロープで1ピッチで滝上まで登りました。我々は30mロープなのでテラスでピッチを切ることにしましたがテラスの上は滝壺みたいになっており水が貯まっていて足場も悪く支点となる木もないのでテラス下の木の根の上に立ち支点構築してシュウちゃんが登って来ました。2ピッチ目は残置ハーケンがあるという情報がありましたが見つけられず結局フリーで登り切りました。後に続くシュウちゃんも無事登りました。先行しているペアの先にも別のペアが見えましたがそのまま沢遡上して行きました。我々は稲村岩尾根の登山道が通行止めのためここで遡行を終了し沢伝いに下山する予定で、大滝の上でしばらく休憩しました。
帰りの懸垂下降2ピッチ目をシュウちゃんが下りてきました。ここから沢を下ります。
シュウちゃんが残置のトラロープで下降します。沢を下るのが意外と大変でした。
シュウちゃん無事降りてきました。
もう少しで入渓点に戻ります。
ここまで来ればもうすぐです。ここから日原駐車場のある日原街道までは登り返しです。帰り道では奥多摩温泉 もえぎの湯に寄って帰りました