大洞川水系_和名倉沢_大滝まで_2024年6月15日(土)

今週は会のメンバーは都合が悪いのでソロで奥秩父の大洞川水系の和名倉沢に行くことに。和名倉沢はフルコースだと1泊沢登りになるので途中の大滝まで遡行し戻ってくることにした。朝3時半に自宅を出発し、伊勢原大山ICから新東名高速に乗り圏央道から中央高速に入り勝沼ICから雁坂トンネルを経由して雲取林道入口の駐車スペースまで行くアプローチだった。しかし、圏央道で火災事故があったらしく相模原ICで高速をおりる羽目になった。その後は下道を延々と走り、予定より30分ほど遅れて雲取林道入口の駐車スペースに朝7時過ぎに着いた。
天気は予報とおり晴れていた。天気予報の最高気温は30℃だったが駐車スペースに着いたときは少し涼しかった。ソロなので特別な装備は持って行かないが沢を下降するかもしれないので30mロープと懸垂下降のできる登攀具は持って行くことにした。
ヤマレコの記録もご覧ください。

朝7時過ぎに雲取林道入口の駐車スペースに駐車した。大洞川の向側にはすばらしい景色があった。ここで沢装備の準備といってもヘルメット、沢靴とスパッツぐらいだけど。

埼玉県道278号線を逆戻りする方向に下っていくとカーブミラー2個目のところにガードレールが切れているところがあり、ここから大洞川に降りるトレースがついている。途中、トレースは不明確になるので適当に降りた。

大洞川に降りた。渡渉は問題なくできそうだけど大洞川をそのまま下るのは水位があり難しそうだ。

渡渉して少しはへつって下ったが途中から岸に乗り上げてトラバースするように進んだ。

しばらく進むと和名倉沢の入口に着いた。大洞川からは水位があるので入れそうになかった。

さっそく和名倉沢の遡行開始。倒木が意外と多い印象。

しばらく行くと2段の滝があらわれる。右岸から登って行く。

上段の滝は登れそうにないので巻くことを考え、ウロウロする。

右岸に登れそうなルートがあったので木の根を使いながら登った。

釜が深く股下ぐらいあったが躊躇せず左側の際から通過した。

ここは右側の際から通過した。

いったん普通の沢になる。

アルミパイブ橋があった。倒木が引っかかっているので使えない。トポだとここまで作業道で歩くみたいだ。今までの滝は越えなくてもこれたのか^^;

少しナメ滝っぽくなって来た。

ここは右側を通過。

真ん中の水流も行けそうでしたが釜が深そうなので、ちょっとヌメってましたが赤線ルートで通過。

ここは右岸を適当に通過したかな。

この滝は左側の赤線ルートで登った。

この滝は右岸を軽く巻いた。

この滝は右壁の赤線ルートを登る。

ここが大滝までの核心だったかな。倒木の寄りかかっている位置が悪く倒木を利用しての登りやめといた。右岸をヘツり気味に登れそうだったので赤線ルートで登ったが途中で超ハイステップになる。スカイフックを使おうとしたがダメ。結局、自分の手のホールドを信じて登る。その上には古い残置ロープがあった。

上の写真を別角度で見た写真。倒木をつかみながら行こうかなとも思ったが下が滑りそうなのでやめた。

ここは写真右側から。

右側から流れ込んでいるのが石津窪かな。

写真右側を適当に。

弁天滝15m。水の流れの勢いがすごかった。左岸を高巻く。

巻き途中で弁天滝を見下ろす。

マンネングサ属だ。

右岸の赤線ルートを軽く巻いた。

右岸の際を滝下まで行き赤線ルートを登った。

ここはどこ通過したかな・・・

この滝はたぶん左岸を巻いたと思います。

美渓です。

右岸を登ったかな?

左岸から。

これ登るかと思ったら左岸から入る氷谷だった。和名倉沢は写真右側に曲がっている。

右側を通過したかな。記憶が曖昧になってきた。

2段の滝は左側を通過。

2条の滝は左側を通過。

右岸から登ったような気がする。

ここは左岸を巻いた。

ここは右岸からかな。奥に崩落地が見える。

岩の表面が新しいので最近のだな。こういうところはそれぞれの岩が安定していないので注意だ。

大きな岩を避けて進む。岩は安定していないので動くのもある。

崩落地を抜けてナメ滝でしばし癒やしの空間。

この滝から連瀑帯の始まり。かなりの水量だ。

連瀑帯を巻いている途中。ここはチェーンスパイク装着中です。

巻いている途中のトラバースポイントに残置ロープが付いてました。トレースが不明瞭だったり色々な木にテープが付いているので判断するのがたいへんだけど大きく進む方向さえ間違えなければ行けそうだ。

やっと大滝前に降りてきた。水飛沫がすごく上の方は良く見えない。ここからの帰り道が本日の核心と言えば核心かな。降りるのに決まったルートなんか無いけど降りやすいルートを選べるかどうかが🔑。ドツボにハマると私みたいに懸垂下降で何回か降りることに😁

大洞川沿いに降りてきました。

大洞川を渡る吊橋にたどり着きました。少し古いですが特に気にすることもなく進みます。

大洞川を吊橋を使ってわたり終えたあとに振り返って写真撮影。最初は層でもなかったですが大洞川を渡り切る手前がボロボロでした。こちらのサイドには侵入禁止のロープが張られてましたが反対方向からは気が付かないので注意が必要です。ここからの県道までの最後の登りは急登で大変でした^^;

雲取林道入口の駐車スペースにやっとさ着きました。思いのほか長い工程でした。

大滝温泉の横には荒川が流れています。

帰りは大滝温泉で沢の香水を洗い流して帰宅しました。