一ノ瀬川_竜喰谷_2023年7月15日(土)
今週は3連休の休みが取れそうなので一泊沢登りを計画し、隊長とリョウちゃんと丹波川水系一ノ瀬川の大常木谷に行く予定だったがリョウちゃんの都合がわるくなったため土曜日だけ日帰り沢登りにすることにした。タカちゃんも土曜日は予定が無いらしく隊長、タカちゃん、リョウちゃんと日帰り沢登りに行くことにした。場所は、大常木谷の隣の谷、竜喰谷だ。
朝6時30分に上野原駅でリョウちゃんと合流することにして、隊長とタカちゃんと私の自宅を5時15分に出発した。GoogleMAPだと上野原駅まで1時間だったが、3連休の初日ということもあり圏央道から中央道に合流する前で渋滞にどはまりし、上野原に着いたのは7時半過ぎだった。そこから更にアプローチが1時間半で上野原の酒饅頭の話をしながら一ノ瀬林道の石南花橋手前の駐車スペースに着いたのが9時過ぎ、準備をして歩き出したのが9時20分だった。予定より1時間20分遅れた。
リョウちゃんは渓流釣りで一ノ瀬川流域は何度も来ているのでアプローチルートについて色々教えてくれて次回来るときは中央道は使わない方が良いことがわかった。
本日の共同装備は、40mロープ1本、ハーケン、カム(#1以下)。使用したのはハーケン、カム#1だった。
ルートは、一ノ瀬林道を竜喰谷出合より下流側まで下り入渓。そこから竜喰谷出合まで遡行し竜喰谷に入る。そこから遡行し、大常木林道に着いたら遡行終了だ。下山は大常木林道を下る。今回は近道をしようとして迷ったので遠回りでも大常木林道に沿って下山した方が良い。大常木谷の遡行記録を調べると竜喰谷を下って下山する方もいるので竜喰谷は帰りでも使えるらしい。
さがみの会のYoutubeは、こちらへ。
9時過ぎに石楠花橋手前の駐車スペースに到着した。早速準備して9:20に出発。
一ノ瀬林道を少し下って写真の車の後側から一ノ瀬川に下りる。
一ノ瀬川におり遡行開始。最初に竜喰谷出合に滝がある。この滝は右岸を巻く。
写真は一ノ瀬川本流。竜喰谷は、写真の右側に入る。
竜喰谷の幅広5m滝。写真の右側をフリーで登る。
リョウちゃんが最初の滝をフリーで登る。
ゴルジュっぽい。
リョウちゃんは、渓流釣りで26歳のときに、竜喰谷に来たそうで懐かしいそうだ。
ここは右側から水流に沿って登る。
赤っぽい岩が多く、ヌメリも多い。
隊長が滝壺をヘツって通過。
ナメ滝があらわれた。
ナメ滝の下には滝壺もある。
倒木もある。沢の宿命だ。
2連の滝。
精錬場ノ滝8mに着いた。写真左側を登った。
精錬場ノ滝を登るリョウちゃん。
隊長も続く。
この滝3mは左からヘツった。
皆さん、問題なくクリア。
良い景観だ。
滝壺も綺麗だ。
遠くにヒョングっている滝が見える。
下駄小屋ノ滝12mだ。左壁をロープを出しタカちゃんがリードで登った。支点はハーケンで一箇所。ホールドはあるがヌメっていて滑りやすい。
末広がりのナメ滝10m。左壁の水流沿いをフリーで登った。
再びナメが続く。
ナメだが滝壺は意外に深い。
ジャグジーのような滝壺。
階段状2段8×10mの滝。倒木のある左壁から登ったかな。
後続は、タカちゃんがロープを引きずって登り、リョウちゃんと隊長はビレイで登る。
滝を登るとすぐに水路状の流れ。
隊長も続く。
曲り滝10mだ。この滝は右壁を登るらしいが、水流が多いので巻くことになった。
高巻き中。この後、岩壁をトラバースする。気を付けないと危険です!巻いた曲り滝の上にでたら懸垂下降でおりました。
高巻き後、滝の落口から下を撮る。
再びナメ。
これもナメ滝。
5m滝。左岸を登る。
元気一杯の三人衆。
スダレ状2段8mの滝。左寄りを私はフリーで登ってしまった。その後、タカちゃんが登り、後続はビレイ登攀。
リョウちゃんが登ってくる。落口がスラブ状で少し嫌らしい。
5m滝。左壁を登る。ホールドが細かく脆い。タカちゃんリードでビレイ登攀。
リョウちゃんが登ってきた。
隊長もハーケンを回収し登ってくる。
ナメ滝。
私は右岸を簡単に巻いたが、タカちゃんが右壁をリードし、ビレイ登攀。
ここは右岸を巻く。
右壁をフリーで。
ナメ滝だ。
チムニー状の滝。ここも右岸から巻いた。
充実の沢登りを終了し、大常木林道を下山する三人衆。隊長は少しお疲れ気味か。途中、ショートカットしようとして迷い藪こぎ。林道を遠回りでも歩けば良かった(反省)。車に戻ったのは、18時過ぎだ。釣師の方と思われる車が何台もあったが、すでに撤収し我々だけだった。まぁ、ヘッデンも覚悟したが明るい内に戻れたので良しとしよう。日帰り入浴も終了しており、まっすぐ帰った。臭い~!