玄倉川水系_弥七沢左俣_2023年9月30日(土)
今週はタカちゃんがソロで玄倉川水系の弥七沢左俣に沢登り行ったそうなので、簡単にレポート。
玄倉林道を進み弥七沢出合に着いた。奥に見える堰堤と右から越えた。
堰堤を超えると直ぐにF1-4m滝だ。フリーで流芯の左側から登った
弥七沢は綺麗な釜が多い。
脚立が有る4m滝。フリーで流芯を登った。
2段10m滝。写真中央のクラックをロープを出し、ソロシステムで登った。アンカーをハーケン2枚で作成し登り始め、中間支点をカムで1ヶ所、ハーケンで1ヶ所、残置1ヶ所で取った。
ギア回収の為ラペル(懸垂下降)し、アンカー(ソロシステムの支点)は良いクラックが無くかなり右寄りになってしまった。
3mくらいの滝だが難しい!カッパを着て釜は腰まで浸かり滝下まで進み、シャワーで流芯を登った。テイクオフは残置ロープを使って後はステミングでジリジリ上がった。短い足の私にはキツイ🤣
10mくらいの滝。流芯の左側をフリーで登った
ゴルジュなのでこういった淵も所々出てくる。
ここもフリーで左側から登った。
9m滝 。ここもフリーで左側から登った。
弥七沢の二俣。今日は左俣なので赤い線の4m涸棚を入っていく 細かくスリッピーでいやらしい。
直ぐに18m滝。弥七沢の核心か?ロープを出しソロシステムで登った。アンカーは、ハーケン1、カムで1で構築。中間支点はカムとハーケンで1ヶ所ずつとった。難しい場所は1ヶ所だけだった。写真は回収の為ラペル(懸垂下降)で降りて来たところ。
18m滝の中間に有る終了点。残置ボルトとハーケン1ヶ所でバックアップ。直ぐ次の滝のアンカーとしても使用した。
18m滝2段目。中央のクラック沿いを登る。残置ハーケンは2ヶ所あった。
V字スリット状の滝。この辺りの滝はスラブでホールドが無く難しい。
およそ5mの滝。滝中央より白い部分から傾斜が緩むがそこまでの2mが登れない…倒木を立て掛け登った。
しばらくゴルジュを進むと奥壁らしき登れそうにない壁に当たった🤔巻き道を地形図で探しているとどうやら一段登った左の赤い線が本流のようだ。
赤い線の涸棚20mだ!ここもロープを出しソロシステムで登った。アンカーは、ハーケン2ヶ所で取り、中間支点はカムで1、ハーケンで2、残置で1ヶ所取った。終了点は残置ハーケン1ヶ所とハーケン1ヶ所補強しバックアップした。手も足もホールドは豊富にあった。
20m滝の後、少し遡上して右岸支尾根に乗り脱渓。今日は全ての滝を攻略できた。