小坂志川水系_ウルシガ谷沢_2022年4月23日(土)

木曜日から金曜日の雨で丹沢の沢は増水している可能性大なので、奥多摩の沢に行ってみることにした。土曜日はK隊長は珍しくお仕事だったので今週もMKコンビだ。目的地は、M隊員から以前リクエストがあった南秋川水系にあるウルシガ谷沢という2級の沢だ。

朝5時に私の自宅に集合し私のエクストレイルで出かけた。ナビのルート設定を私が車に乗り込む前にM隊員がしてあったのだが、一応私も事前に調べてあった目的地の少し手前の檜原村役場を設定しなおした。これが後で常に前進あるのみ前向きコンビにトラブルをもたらす。伊勢原大山ICから新東名に乗り厚木南から圏央道に乗る。圏央道のどこでおりるかという話になり、M隊員はあきる野ICだというではないか。事前にGoogleMAPで調べてあった私は八王子西ICだという言った。そして八王子西ICに近づくと私のエクストレイルのナビ君が八王子西ICでおりろと指示してきた。私はたまにはこのナビ君もまともなこと言うなと思った。私はあまりナビ君を信用していないのだ。ということで八王子西ICからおりて目的に向かう。

檜原村役場でナビ君ら目的地に到着しましたとの宣言が、しかし目的地はその先だ。先に進むとT字路にあたる。どっちだ!右に曲がる。少し進むと豆腐屋の前に駐車場トイレもある。そこに一時停車。そこでM隊員が、「この豆腐屋テレビで見たことある。豆腐アイスクリームがあるので帰りに買って帰ろう」などと言っている。その豆腐屋を見るとその横に斜めに入る道があり、私はどこかで見たような気がしてきた。そこでその先に進むことにした。細い曲がりくねった道を進むと山の上の方に進んでいく。M隊員が「これ違うんじゃない」と発した。そこで私はGoogleMAPで調べるとさっきのT字路を左に曲がるのでした。下界でナビがあるのにこんなに道迷いするこの二人が山に入ってよく戻ってこられるなと思った。何事も前向きな私は道迷いには慣れておいた方が良いと思う。滅多に道迷いしない人が予期せず道に迷うからパニックになり事故につながる。

最近、前振りが長いと言う論評を頂いているの今日はこの辺で。

6:30小坂志林道脇の駐車スペースに駐車。

早速準備して出発した。

林道脇の側壁には何の植物かわからないけどびっしり生えていた。

モフモフだな。

新緑の緑色がきれいだ。

小坂志林道を遡る。

小阪志川の本流。

川向うには細糸のような滝が流れていた。

奥多摩は林業が盛んらしく針葉樹の濃い緑が多いが山の上の方は新緑の緑だ。

7:30二俣の分岐に着いた。左の道に進む。

林道を10分くらい進むとウルシガ谷沢の入渓点に到着。

この植物はなんだろう。

ウルシガ谷沢の入口にはロープが張ってある。

空を見上げると新緑の緑と針葉樹の濃い緑、空の青のコントラストがきれいだ。

大きな滝はなくしばらくは平凡な沢だ。

黙々と進むM隊員。

イワタバコが密生している。

最初の滝。左側をフリーで登る。

2番目の滝。滝の流心をフリーで登れる。

登り終えたM隊員。

小さな滝が続くか

連続する滝をフリーで越える。

大きな岩の左側を抜けると見逃しそうな右俣の滝が現れる。

右側に2段になった12mぐらいの滝だ。1段目はフリーでいけるが2段目はロープを出すことにした。

右俣のF1をM隊員がリードで登ります。

1段目の滝の上から下を見ると。

私がフォローでF1を登ります。

F1の滝の落口まで登ってきた私。

F1の終了点。

F2の滝。ここが核心でした。登る前にワークマンのヤッケを着込み、私がリードで登りました。 途中、残置のハーケンがありますが、結構滑っていて油断禁物です。滑りの少ない流芯を登った方が良いでしょう。この滝を越えるとその上にも1段滝があるので連続で登りました。

核心を超えてくるM隊員。

F2とその上の滝を登り、木の根元で支点構築しました。

これF3かな。たぶんフリーで右側を登った。

この滝は水流の左側を登ったような気がする。

これ見よがしにリスキーなルートをとるM隊員。私は簡単な左上方に登りました。

クライマックスは滑滝。

終盤の詰めは落ち葉の降り積もるルンゼを登ります。

ジムグリも出迎え。

9:30尾根を走っている林道に到着。林道脇の倒木に腰掛け少し休憩。下山は左俣の沢を下降します。

途中、大きなキノコが何本かありました。椎茸だと思うんだけどな。

左俣で懸垂下降したのは一箇所だけ。ちょうど良い木が私を使ってくださいと言わんばかりにあります。

気が付きました。ヘルメットの無い私。見なかったことにしてください(笑)

この後、軽くドボンします。

幽霊が写り込んでしまいましたが沢登りの後は30分ぐらいかけてつるつる温泉に移動しリラッククスタイム。次は食事ということでちょんと遠いけど蕎麦屋さんに行くことに。ここでM隊員はつるつる温泉を出て左に曲がり山道を行くと近道という。GoogleMAPで調べた私は右じゃないのとうことで意見が分かれるこになり、運転しているのはM隊員だったので左に曲がるこになった。そしてちょっと進むとゲートが閉じており行き止まり。やっぱりGoogleMAPは信頼できるということになった。

昼食は「梅の内」というお蕎麦屋さんへ行くことになった。つるつる温泉から30分ほどかかる。ナビを設定して到着する。そこは古民家のような佇まいで十割そばが売りのようだ。食べたのは天もり。十割なのに細くコシがあるお蕎麦でした。ウメー!

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