四十八瀬川水系_ミズヒ沢_2022年5月8日(日)

昨日は明け方に雨が降りさがみの会の沢登りは見送りになった。今日は隊長もタカちゃん(旧M隊員は今回よりタカちゃんとなりました)も日曜日は予定が入っているというのでクマはひとりでミズヒ沢に行くことにした。今回はソロだがハーネス、PAS、120cmスリング、環付きカラビナ、30mの8mmロープ、雪山用の短いアックス、チェーンスパイクは持っていくことにした。

朝5時に自宅を出発して表丹沢県民の森駐車場には5時半ごろついた。靴だけ沢靴に履き替え出発。勘七橋を渡ったところで近道をして先日遡行した四十八瀬川本沢を渡り、林道を更に進むとミズヒ沢にかかる木製の橋がある。渡ったところで遡行を開始したが橋を渡る前に遡行した方が良かった。最初は堰堤が3つ続くので沢沿いにある道を辿って上流側に歩いて行く。道が不明瞭になったところで入渓した。

しばらく遡上すると大きな沢音とともにミズヒ大滝が現れた。ここで写真撮影会と洒落込んだ。撮影も終わり巻くことになったが、さてどちら側を巻こうかと考え大滝手前の右岸にある枝沢を巻きはじたが途中で左岸を巻いた方が良いとわかりクライムダウンした。降りたのが大滝のすぐ下だったのでその反対側の左岸をチェーンスパイクとアックスを使い登りはじめた。何となく人の歩いた形跡をたどり進むと大きの上の3m滝の上にでた。その上には6m滝が見える。フリーで登れるかどうか滝に近づいてみないとわからないが、もし沢に降りて6mの滝を登れないとなると再び登り返す必要があったが、取り敢えず降りることにした。大滝を巻くために合計3回の懸垂下降となった。

滝に近づいてみるとチムニー状になった部分を登れそうだったので登ることにした。チェーンスパイクを外しアックスをしまい込んで登り切った。その後何度か大きめの滝が現れたが、フリーで登ることができた。その後、即決即断で巻いた滝がひとつだけあった。

05:30表丹沢県民の森の駐車場に到着。

さっそく出発し、林道にあるゲートをくぐる。

途中、近道したルートにはヤマツツジが咲いていた。

勘七沢を渡る。

ガクアジサイに似ているな。

ウツギかな。

雲はあるが今のところまずまずのお天気。

先々週ぐらいに沢登りした四十八瀬川本沢を渡る。

鍋割山荘にボランティアでボッカする人のペットボトル。私は写真撮っただけです^_^

苔と共存している黄色い花の植物は何だろ。

ミズヒ沢の最初の堰堤。向かって右側に道がある。

2番目の堰堤。3つ目の堰堤があるはずだけど見逃しました。ここでも沢沿いの道を歩いてます。

沢沿いの道が不明瞭になったので入渓。

少し遡行すると、ミズヒ大滝が見えてきました。今日はデジカメ持ってきたので滝の写真撮影の練習です。

もう少しミズヒ大滝に近づくと迫力あります。ここでどちらを巻くかで考えました。左右のどちらかを選択する必要があるのですが、なんとなく右岸にある枝沢が登りやすそうに見えて右岸を登ることにしました。

右岸の枝沢です。登っていくと人が登っていない雰囲気です。途中まで登ってGeographicaで確認すると、巻くのは左岸のようです。あちゃー!ということでクライムダウンします。

右岸を登っているときに撮った大滝。

右岸を大分下ってきたときに撮った大滝の写真。一度下まで降りて、チェーンスパイクを装着し、アックスも持ち左岸を巻きました。

巻いているときに沢を覗きます。立木が少ないと懸垂下降できないので敵地を探します。

懸垂下降に向いている立木のある斜面があったので2P降りてきました。写真の右方向から斜めに降りてきました。

懸垂下降2回降りた場所から下を見ると大きい滝が見えます(後で確認したら6mとありました)上から見ると滝をフリーで登れるかわかりません。下まで降りると登れないと判断した場合、登り返す必要がありますが、登り返せるかも考える必要があります。私の判断は登り返しできるとみて懸垂下降で下まで降りることにしました。

下に降りて見た滝。滝の下まで行ってみると左側の凹部を登れそうです。とういことで高さはありましたがフリーで突破できました。

核心と思われる滝を突破すると滑滝が現れました。ひとときの癒し空間です。

こんな雰囲気の渓様が続きます。

下流側を振り返ると。

右岸が崩れ、新しくできた沢の流れと思います。

右岸の奥に滝が見えます。

右岸から落ちる滝です。

進行方向には滝が見えます。

左岸には6mm程度の細いロープがおりてました。巻いたときに降りるんでしょうか。静荷重であれば大丈夫だと思いますが、残置ロープなので私はやりません。

一旦、水が涸れます。

再び滝が現れました。

右岸は至るところで崩れてました。

いい感じの植物の群生。

滑。

左岸から流れる滝。

大木が沢の真ん中に横たわっています。苔の生え方から結構な年数たっていますね。

核心は終わったと思っていたらまだでした。2段になった滝で下はV字形状の滝です。ステミングで登ります。上はCSの向かって右側を細かいホールドをさぐりながら登ります。途中、つかもうとした岩が落ちてビビリました。

次に現れた滝は、即決即断で巻きとわかる滝でした。左岸を巻きましたが巻きやすかったです。

沢の水が涸れました。ミズヒ沢も終盤です。

涸れ沢を登って行きます。

このCSを超えると茶色い土壌の露出が多くなり、途中で尾根筋にあがりました。

10:51鍋割山荘に到着。鍋焼きうどんは行列しているので、今日はあきらめました。

ツチグリというキノコです。

クロマメノキかな。

勘七沢まで戻ってきました。

ヤマフジの花が綺麗です。

12:36表丹沢県民の森の駐車場に戻りました。普通のツツジの花が綺麗でした。

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