城ヶ崎_ファミリー_2022年10月1日(土)
ジャミングの練習をしよう!と言う話になって城ヶ崎ファミリーエリアに行ってきた。
1980年代、日本のフリークライミングが流行り始めた頃、私(隊長)はここにいた。未だ世の中にはフリークライミングが認知されない頃の話である。おかしな奴らが磯の崖をよじ登っている姿を観光客は奇妙なものとして眺めていた。またある人たちは風景にチョークをつける悪いやつとして敵視。我々は新種のフナムシとして見られていた頃の話である。
その後、小川山がクライミングのメッカとなり、湯河原幕岩も整備されると行くことも無くなっていた。20年以上のご無沙汰である。
集合場所として伊豆高原駅を目指して朝5時に自宅を出発した。道も空いていたので早めの到着。しか~し、「ここは伊豆高原なのか?」私(隊長)の知るひなびた風景はそこになかった。「???」全く別の場所だった。とにかくファミリーエリアに移動。マザー、ファザー、アンクル辺りはよくわかるがシスターってこんなだったかな?そして、それぞれにロープをかけるとクライミングが始まりだ。ジャミングのやり方、フレンズのセットなど簡単に説明してからシスターに取り付く、まだジャミングが馴染まなかった。
クラックの幅としては丁度良いのだが右手を決めるのに左の壁が邪魔をする。体を右に逃して登った。なんか馴染まないのでもう一度、気持ちが一瞬岩の中に溶け込んだ。
ユウちゃん、キョウちゃんも問題無し、タカちゃんは未だ慣れないのでジャミングを決めらなかったようだが何とかクリア。
その後ファザーとマザーに分かれて挑戦。初回マザーのお腹の中に入れなかった。ユウちゃん以外は二度目以降にお腹の中へ「おかえり~?!」2ルートとも下部は指ジャムが効いて次の手を出すときにすごく気持ちが集中した。体が腕が勝手に進んでゆくようだ。
その後対岸も1本登って最後にアンクルに挑戦、タカちゃんはジャミングが効かないと言いながら果敢に攻めていった。でもここはジャミング無しでは相当難しく、最後はユウちゃんに仕上げてもらった。
私(隊長)も取り付いたがルーフが越せない「くっそ~」でもジャミングはバッチリ右手のホールドは懐かしい感触だった。リトライでなんとか通過した。
一通り終えて疲れた腕を引き摺りながら見上げるとそこには俺のファミリーがあった。
城ヶ崎海岸の橋立観光駐車場に集合した。
つり橋の上から見た城ヶ崎海岸の様子
つり橋の上から下を見るとこんな感じ
まずはトップロープを3本張ることにした。
アップでシスタークラック5.9を登るユウちゃん
続いてファザークラック 5.10bを登るユウちゃん
キョウちゃんがファザークラック 5.10bを登ります。
隊長がアンクルクラック 5.9を登ります。