玄倉川水系_田代沢_2024年6月1日(土)
今週は土曜日に会社の健康診断があり午前中は行動不能。天気も良さそうだし午後からどこか行けないかと考え最初は頭高山でも行こうかなと考えていたが、たまたまヤマレコで田代沢という短い沢を見つけた。これまで健康診断後の沢登りは2回経験済みで今回が3回目だ。健康診断でバリウム飲むのが嫌だったが、朝マクドナルドでコーヒー飲んだと健康診断受付時に言ったらバリウム免除になったので心の中でラッキーと叫ぶ。昨年の健康診断でも同じようにコーヒー飲んだと申告したが大丈夫ということでバリウム飲んだのに、今年は健康診断の会社が変わったせいかダメになった。
健康診断の話が長くなったが、健康診断が終わったのが11時過ぎ、早速、車で西丹沢の玄倉に向かう。車で1時間ほどで途中Googleナビに変なルートを案内され秦野峠林道ゲート前に着いた。車がすでに1台とまっていたが切り返して何とか駐車した。そこで沢支度をして出発したのが12時半ごろだ。
遡行中の記録は、ヤマレコの記録を見てほしい。
装備は、ソロではじめて行く沢なので万が一に備えて懸垂下降できるように30mロープと最小限の登攀具は持った。結局、登攀具は何も使わなかった。ただし、残置ロープで登攀する箇所が何カ所かあるので安全をきすならハーネスを付けて、アッセンダーかマッシャーを使って残置ロープ登攀をした方が良いだろう。残置ロープなので登るまえにロープが大丈夫かどうかを確認するのは当たり前だけど、その判断基準は個人の感覚だな。
もうひとつ事前情報で、ヒルが多いとのことだったが、その通りだった。できるだけ水に入り遡行したが巻くときどうしようもない。気が付けば取り除くが敵も忍者みたいなもので気が付かないうちに侵入される。今回も健康診断で血液採られて、ヒルにも献血した。軍手をしていたが軍手の中で吸われた。首にもいたがこれは吸う前に感知し取り除いたと思ったが家に帰ったら吸われているのがわかった(笑)まあ被害は最小限というとこだな。
ということで15時半には沢登り終了となった。来年の健康診断のために沢登りルートをピックアップしとこうっと(笑)
新東名高速道路は、つながりそうでつながらないな。
12時過ぎに秦野峠林道ゲート前に到着した。
早速準備をして秦野峠林道を歩く。ウツギが綺麗だ。
いたどり沢橋。ここまで来ると行き過ぎだった。ここから一度沢まで降りたが田代沢の上流にある堰堤の上だったので一度林道に戻ることにした。
蝶だと思ったらカノコガという蛾でした。
林道を引き返したカーブミラーのあるところが入渓ポイント。サイコロ状のコンクリートがある。最初は赤矢印の方向に林道脇をトラバースして傾斜の緩い斜面を沢まで降ります。
セリバヒエンソウという中国からきた帰化植物ですかね。
沢におりて堰堤の方向に歩いて行くと左側に田代沢が流れ込んでます。
少し遡行するといきなり登れなさそうな2条6m滝があらわれます。
左壁に残置ロープを発見したので、左壁を登りました。
中々の高度感です。
くの字条2×5m滝は右岸に残置ロープあったので残置ロープを使って登りました。
ここは、赤矢印のように右岸を登りました。
赤矢印ルートで登りました。
崩れてからそんなに時間経ってないと思います
3連瀑。最初滝は簡単に登れます。2つ目は右壁の溝づたいに登れそうですが今日はソロなので無理しないで左岸に張られた残置ロープづたいに巻きました。3つ目は登れない滝。左岸から登ると作業道があるので次の堰堤も含めて高巻きでした。
高巻き中です。
また、堰堤があらわれます。ここは左岸を越えます。
3連瀑を越えると平凡な渓相になります。
この堰堤の上に秦野峠林道の田代橋が見えました。ここから右岸を詰めて脱渓します。
脱渓完了。ここから秦野峠林道をゲートまで下ります。
途中、丹沢湖が見えました。
白から赤に変化するのはハコネウツギらしいんですが、このウツギは何ですかね。
蕗平橋(ふきだいらばし)に着きました。
スイカズラも綺麗です。
ゲートに戻ってきました。最初に停めてあった車は、まだ、停まってました。健康診断記念沢登り終了です。