藤熊川水系_地獄沢_2022年5月29日(日)
今日は天気も良いのでソロで藤熊川水系の地獄沢(1級)にでかけた。朝5時半過ぎに自宅を出てセブンイレブンで買い物をして県道70号線の地獄沢橋手前の駐車スペースに着いたのが6時半ごろ。
帰る方向に車を反転させ写真の位置に停車して、そそくさと準備して出発。
県道70号線には地獄沢橋という橋があり、その横の林道ゲートを入ります。
地獄沢橋からみた沢の様子。
林道のゲートをくぐり、コンクリートの林道をあがって行きます。途中、鹿の3頭の群れに警戒音を出され、写真に撮ろうと思いましたが逃げられました。
更に林道をあがって行くと「ごくらくばし」という橋があり、ここから地獄沢に入ります。極楽から地獄に堕ちます。ここで忘れ物に気が付きました。車にヘルメットを忘れ、一度車に戻りました^^;
極楽橋の下から地獄沢を見ると段々になった滝がうねってます。沢の雰囲気が良いです。今日はソロなので撮影機材を色々持ってきたので段取りして撮影。
登攀系の沢ではありませんが、沢の流れ方がうねって変化があり、苔も多く雰囲気最高でした。癒される-!
にやにやしながら遡行していたかも。
前半は緊張するような場面はなく遡行できます(撮影で時間はかかりますが)。
ナメ滝も良い雰囲気だ。
雰囲気の良いナメが続く。
土曜日の雨で多少水量が多いと思われるが遡行に問題はない。
滝だらけなのでここから説明なし。
ここの滝は写真左側をへつったが滝壺が深いので緊張しました。夏のシャワークライミングだったら最高だと思います。
また、ナメ滝だ。
ここのゴルジュも深いので写真左側を巻きました。
今日のシューズはモンベルのパドリングシューズ沢での使い心地は上々。フリクションも良い。
この滝が一番落差のある滝。滝行にはうってつけだが登れないので写真右側から巻いた。
3条の滝。
この滝壺深い。
少し沢が荒れてきた。倒木ではなく切られた木が多い。
2条の滝。
生命力のある大木。
以外と滝壺が深いので写真左側の水流横を登った。
糸のような滝。ミニ滝行ができる。
沢の分岐にある石が目印になる。
狸の夫婦が現れた。私を気にするような様子はなく通り過ぎる。夫婦間で何やら会話していた。狸語はわからないが^^;
滝もなくなり、終盤だ。
と思ったら、一瞬焦ったが写真左側から登れた。
綺麗な花。たぶん、ミヤマなんとか。
詰めはここをあがることにしました。途中、チェーンスパイクを装着し、下の写真のピッケルも使ってなんとか尾根にたどり着きました。
最近、雪山用のピッケルを沢で使ってます。このピッケルはハーケン打ち込むには使えそうにないです。
尾根に到着。一休みしてこの作業用モノレール沿いにおります。途中、細尾根や急斜面がありますが何とかなりました。
フキの密生地です。
モノレールがずっと続くので道には迷いませんがところどころ危険地帯があり、レールから離れて歩いた方が良い場合があります。
鹿たちの憩いの場所ですかね。足跡たくさんありました。
この足跡は鹿のですかね。
11:43車に戻ってきました。夏の暑いときに泳ぎくる沢に良さそうな沢でした。