表丹沢_塔ノ岳_2024年3月9日(土)
隊長は今週もソロ山行だ。突き指したので登攀はできないと言っていた。車は新茅山荘駐車場に駐めた。今日のルートは新茅荘を出発し中尾根を登って烏尾山に登る。そこから表丹沢主稜線を塔ノ岳まで行く。下山は花立山荘までおりそこから源次郎尾根で戸沢までおり新茅荘に戻るルートだ。
隊長の今日のテーマは、雪となるべく人がいない場所ということでルートを選んだらしい。一般の方にはお勧めできないコースと言っていた。戸沢林道の作治小屋の手前から中尾根に入りしばらくすると一面雪となったので植林帯の手前でスパッツ、チェーンスパイクを装着した。靴は雪の中にすっぽり入ってしまう積雪量だ。夏用の靴を履いてきていたので、いつのまにか靴に水が侵入し足が冷えていた。烏尾山の頂上直下の傾斜地を乗り越えて頂上に着いたが足跡はあったが人はいなかった。隊長の希望どうり中尾根では誰にも合わなかった。
ここから表尾根の縦走だ。積雪がわりとあるので行者岳も大変だった。木ノ又小屋に立ち寄る予定だったが書策小屋跡地の辺りで木ノ又小屋の主人にあってしまった。トタンを運んでいるとのことなので小屋に寄るのはやめた。木ノ又小屋の周辺は雪がよく残っていて寒いのもあり霧氷が大きくシャンデリアのようについていて綺麗だ。
塔ノ岳に到着すると富士山も綺麗に見ることができた。でも人が多い。尊仏山荘に寄って花立さんにご挨拶し山開きの話をしたら山開きの日が誕生日だとのことだった。
塔ノ岳から下山し始めると階段をぞくぞくと人が登ってくる。雪が多かったので階段の横をザクザク下った。花立山荘から大倉尾根を外れるが、気が付かれないようになるべく人がいないうちに道をそれた。
雪が深いこともあり、スパッツが緩く嫌だったが直すのが面倒なのでそのまま降りる。人の足跡はなく獣の足跡だけだ。うさぎのような小動物のものだけだ。。トレースがないので尾根をイメージして下りた。GPSアプリで現在位置を確認しながらおりていった。植林帯の手前で登ってくる人に会った。
丹沢の雪山と静かな山歩きを楽しめた。
中尾根を登ってきて振り返ると富士山。
細尾根っぽいところもあります。
積雪量も増えてきました。
かなり登ったところで振り返り。
中々の雪道です。
烏尾山を少し過ぎて。
表尾根を歩きます。
塔ノ岳と尊仏山荘が見えて来ました。
塔ノ岳に到着しました。富士山も綺麗に見えました。
ソロでご満悦の隊長。
塔ノ岳からの富士山。