富士山_2022年7月21日(木)から2日間

シニアのTさんからの報告。Tさんは富士山登山に備えてトレーニングしてきたが、とうとう本番の富士山登山の日がやってきた。メンバーは10歳から79歳まで9名で富士宮五合目登山口から入り、八合目で赤岩八合館に宿泊し翌日富士山頂をめざし登頂後、富士宮五合目まで下山する計画だった。

富士宮登山口で検温し、今年からはじまった検温済み証と富士山保全協力者証をザックに装着した。

9:20 富士宮五合目登山口を曇り空の中、出発した。
まずは宝永第二火口をめざして樹林帯の中をトラバースしていく。

第二火口縁から第一火口縁までは火山礫の道を登っていく。富士山は標高が高いので高山病の心配もあり、足慣らしもかねて六合目山荘まで水平歩きすることにした。

10:20 六合目から八合目に向けて本格的に登り始める。
時々雲が切れて射し込む日ざしが眩しい。

ゆっくり時間をかけながら新七合目、元祖七合目を通過し、八合目まで登ってきた。

14:25 八合目の富士宮ルートから宿泊する御殿場ルートの赤岩八合館にトラバースルートをたどり向かう。

15:20 八合目の赤岩八合館に到着した。「今年もまたよろしくお世話になります」と赤岩八合館の女将さん、スタッフに挨拶した。晴れていれば見える八合目の小屋周辺からの展望が残念ながら今日は見えない。夕食の時間になり、赤岩八合館のおかわり自由のカレーをいただき、明日に備えて早めの就寝とした。

今回は富士登山がはじめての若い人がおり軽い高山病になったようだ。夜になると風が強く、夜景を見るどころではなくトイレに行くにも決死の覚悟がいるような状況だった。予報では富士山頂の風速15mとのことだが明日のこと明日決めようと眠りについた。

7月22日(金) 朝から暴風雨。願いかなわずひどい荒天となった。富士登頂はとても無理だ。下山すらあやうい状況で下山できるタイミングをはかり風が少し弱まるのを待つことにした。

8:00 強い風雨に備えて身支度して赤岩八合館を出発した。体が軽い10才の孫は飛ばされないように隊列の中で守りながら下る。突風が吹くと小さな体が足をすくわれ転倒し若いお兄さんに何度も助けられていた。私たちのグループは富士山の笠雲の中にいる状況だった。宝永山の分岐に到着したが登ってきた富士宮ルートは風向きからガスと強風で危険と判断し、長いルートではあるが安全な御殿場ルートを下ることにした。ここをぬければ視界が開けるとの判断だ。

長い長い大砂走りを下り視界も開けてきた。こんな状況でも御殿場ルートを登っていく人がいる。

御殿場ルートは長く目的地のゴールが見えていてもなかなか近づいてこない。

11:40 やっとの思いで大石茶屋に到着した。富士山を振り返ると雲を戴いた山頂から苦労して下っきた長い御殿場ルートが見え、自分の足で歩いたその大きさと距離に感動した。自然の気まぐれには従うしかなく、事前にあれほど丁寧にトレーニングしてのぞんだ富士山だったのに本当に残念だった。御殿場ビールで盛大に打ち上げをして次回のリベンジに皆燃えていた。

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