中川川水系_沖箱根沢&地獄棚_2024年2月24日(土)
昨日、美味しいワインを飲み過ぎたせいか朝寝坊してしまった。リョウちゃんに車の中で待ってもらい準備して30分遅れて朝6時半に自宅を出た。三連休だが天気が良いのは今日だけで昨日も秦野は雨。岩登りも今日はコンデション悪そうなので沢はじめのトレーニングで西丹沢の沢に行くことにした。
西丹沢はガスっていて幻想的な雰囲気の中に新東名の工事中の橋脚が見える。西丹沢でも山の上は白くなっていて多少積雪があったようだ。
大滝林道のゲート前に着いたのは朝7時半ごろだ。車は1台も停まっていない。早速準備して最初の目的地の沖箱根沢に向けて出発した。
最初は大滝林道を歩き、途中で畦ヶ丸へ続く登山道に入る。何度も歩いている道だが久しぶりだ。途中、ど根性樹木に出会った。一度倒木したがその後も成長している木だ。
途中、沢向こうに見える気になるけど何かわからない施設。
この手前の木橋のヌメリが酷く橋を渡ったここでチェーンスパイクを装着する。その後快調に登山道を歩いていたら大滝沢と沖箱根沢の分岐を見過ごし行き過ぎてリョウちゃん言われて引き返す。
登山道を外れ分岐の左側の沢に入り沢を何回か徒渉し上流を目指す。
途中、大きな堰堤がある。
が左岸に残置ロープがあり、それを使い堰堤を超える。
リョウちゃんが堰堤を超えるところ。
しばらく歩くと地獄棚沢と沖箱根沢の分岐が現れる。左の沖箱根沢に入るとすぐF1の滝が見える。少しは凍っているとの淡い期待もあったが全く凍っておらずふつうの滝だった。
次の目的地は地獄棚沢の地獄棚だ。分岐まで引き返し分岐の右側の沢を遡上する。途中で見慣れない苔に出会う。
何回か徒渉を繰り返し進む。写真は途中の右岸にあった炭焼跡だろうか。
しばらく進むと地獄棚が見えてきた。右岸のすべり台のような岩をビビりながら登り滝下まで行く。
右側には雨棚・鬼石沢の入口が見える。地獄棚は弱点のなさそうな滝で中間当たりにバンドがある多少二段になっている滝で高さは50mほどだ。ここでしばし休憩し、沢登りは終了だ。
ここから地獄棚沢の右岸に取り付き尾根伝いに屏風岩山に向かう。地獄棚から下流側に少し下るが左岸のすべり台は避け右岸を下る。少し下ると右岸の取付と思われる場所に紫のテープが付いていた。リョウちゃんは、「本当に登るんですか?」と聞いてくるが「○△○△豆さんもひとりで登っているよ」って言って登ることになった(笑)
尾根に取り付くと急斜面ではあるが積もった落ち葉の中に薄っすらとトレースが見える。ポイントポイントには紫テープもあり迷うことなく登っていける。
地獄棚の上まで右岸を登って来ました。
かなりの急登が続きます。
リョウちゃんが登って来ました。
再び急登です。
細尾根が続きます。
ここは鹿柵の外側に道が続いていましたが崩落により通行不能だったので鹿柵の中に入りました。
徐々に雪が多くなって来ました。
途中、アセビが茂っていてかき分けながら登る場面もあったが何とかなりました。
ここは左側のルートを進んだが引き換えして右側の直登ルートを登りました。ここも軌道修正のきっかけはリョウちゃんでした。
障害となったのは鹿柵でした。ここは鹿柵と鹿柵の間に入って登りました。
尾根の上にも雪が目立って来ました。
鹿柵に沿って登ります。
湿った雪が積もっています。
写真の先がピークになっており、そこから右にルートをとると屏風岩山に着くはずです。
ピークからは、この足跡が案内してくれます。
湿った雪が靴底に付いて下駄のようになります。
ここは一度下ります。
この足跡の正体がわかりません。
再び登りです。
リョウちゃんも登ってきます。少しバテ気味ですかね。
屏風岩山にたどり着きました。
そこから雪の積もった尾根を大滝峠上まで歩きます。
ここからは、この足跡が案内してくれました。
歩きやすい尾根を進みます。
リョウちゃんも快調に登ってきます。
大滝峠上に到着。
大滝峠上で少し休憩し下山します。
沢沿いまでおりてきました。
ミツマタが綺麗です。
苔の上には雪が残ってます。
リョウちゃんご満悦です。
一軒避難小屋に着きました。
一軒避難小屋から入渓する鬼石沢方向です。今度、来ようっと。
帰り道で大きなヒマラヤ杉がありました。
コシカケ君です。
タワシのような苔。
マスキ嵐沢までおりて来ました。リョウちゃん、ここも来たいと言ってました。
朝は滑って渡れなっか木橋もチェーンスパイクで問題なし。
駐車スペースまで戻って来ました。帰りはぶなの湯で入浴して帰りました。