高妻山_2022年8月11日(木)
2022年の夏休み山岳会のメンバーはそれぞれ多様な予定があるのでソロ一泊での光岳山行を計画していたが台風8号の影響で初日夜から雨予報になった。仕方なく台風の影響が少ない山を探したら百名山の雨飾山と高妻山が何とかなりそうだった。光岳は渋沢ゲートまでのアプローチが長くおよそ5時間だが雨飾山と高妻山も同じアプローチ時間なので計画することにした。
どちらかの山を登り2時間移動して次の日にその次の山を登ることにした。問題は最初にどちらを登るかだが台風に少し近い高妻山にした。ルートが長くたいへんそうな方を先にこなす意味もあった。
前日8月10日夜8時前に自宅を出発し伊勢原大山ICから高速にのる。多少混んでいたが長野道の梓川SAに深夜0時前に着き仮眠。朝4時に再び車を走らせ信濃町ICからおり戸隠キャンプ場の登山者用無料駐車場に着いたのが5:40ごろだ。
本日のルートは登山届出を戸隠牧場で受け付けていた女性からのアドバイスで変更になり、一不動避難小屋まで登り、そこから尾根沿いを下山に使うルートが交差する六弥勒で歩き、そこからアップダウンを繰り返して高妻山に向かうルートだ。
本日の装備はハイキング用の至ってシンプルな装備だ。靴は通勤で履いているハイパーVをそのまま履いてきた。途中で気が付いたが靴ひもはしっかり締めた方が足が安定する。特に下山時はそう感じた。それから軍手だ。牧場があるとアブが多く、手も知らない間にやられる。紙の地形図もあったが一度も見なかった。ジオグラフィカのみ。水はホットコーヒー800mlと500mlのペットボトルの水2本(全部消費した)、それから行動食とセブン−イレブンで買った北海道十勝産小豆のつぶあん&ホイップだ。
さて本日の忘れ物なんですが、いつも山で拾いものをする私ですが、今回は山で忘れ物をしてしまった。何と北海道十勝産小豆のつぶあん&ホイップを忘れてしまった。食いたかった!車にもうひとつあるから良いさと下山してから北海道十勝産小豆のつぶあん&ホイップを食べると暑さでホイップが液状のミルクになってた。マーガリン入り黒糖ロールは家に持ち帰ったがマーガリンが消えていた。パンに浸透したらしい。
5:46 無料駐車場を出発。戸隠キャンプ場と戸隠牧場をぬけて登山口まで歩く。この看板の右側に無料駐車場があった。車は写真奥から走ってきた。
この看板を右に曲がって進む。オートキャンプの人がたくさんいた。
牧場でヤギさんにご挨拶。他に馬とか牛がいた。
一不動登山口に着いた。何故かジグザグのゲートがある。気軽に入るなってことかな。
少し歩くとまた同じ作りのゲートがある。よ~く考えてから入りなさいということか。
登山道は結構荒れていて、新しそうな橋も土砂で流されていた。
沢沿いの崩れやすそうな登山道を歩く。
渡渉もいくどもある。
段々沢登りの様相を呈してきた。
小滝が現れた。
滝壺がある小滝。
先行者もけっこう苦労して登っている。
滝の横に鎖場。私は鎖を使わなくても登れた。
ここいらはほとんど沢登りだ。
大きな滝が見える。
鎖のついたトラバース。滑っているの意外と怖い。
こんな感じの滑り方。沢ヤは見ただけでヤバいとわかるヤツだ。
鎖のあるトラバースが再びあらわれる。
大きな滝が近づいてきた。
大きな滝の落口だ。
鎖場が多い。沢ヤには結構楽しめる。
とても登山道には見えないな。
氷清水という湧水があり飲んでみた。冷たくて美味しかった。
7:30 やっと尾根にたどりついた。
ブロック作りの一不動避難小屋。
7:34 一不動を通過。やっとここがスタートっていうことか。
7:45 二釈迦を通過。
7:55 三文殊を通過。三人寄れば文殊の知恵ってのあったかな。
相変わらず雲が多い天気だ。
8:15 四普賢を通過。普賢岳っていう山もあったな。
8:30 五地蔵を通過。
8:33 五地蔵山はすぐ横だ。
8:39 六弥勒を通過。帰り道との分岐点だ。
8:46 七薬師を通過。薬師岳っていう山も多いな。
9:11 八観音を通過。観音様お願ぇします。何を?
9:24 九勢至を通過。勢至っていう言葉ははじめて聞いた。
10:05 十阿弥陀を通過。ここら辺は岩場だ。阿弥陀岳っていうのもあるな。
10:09 高妻山頂上に到着。スタートしてからここまで4時間以上かかった。沢登りしてから山登りって感じだ。
帰り道から高妻山をみるとまだ雲がかかっていた。
曲がったブナの木があった。
通り過ぎたら「ブナ仙人」の看板があった。
12:54 最初に登るはずだった登山口に下山した。
13:17 戸隠キャンプ場の登山者用無料駐車場に戻る。
ジャコウソウ
ハクサンシャジン
オオゴムタケかな
戸隠神告げ温泉「湯行館」というところに行き入浴(入浴料:650円)した。そして安兵衛そば、1300円を頂く。まぁこんなもんかなって感じ。その足で明日、雨飾山に登るために雨飾高原キャンプ場に向かった。