円山木ノ頭~太礼ノ頭_2022年10月29日(土)
今週はキョウちゃんとユウちゃんは小川山だし、隊長とタカちゃんは都合が悪いという。こんな時に限って天気予報バッチリで2日とも晴れ予報だ。ということでソロで丹沢三峰の円山木ノ頭と太礼ノ頭に登ることにした。ルートは塩水橋から塩水林道を途中まで歩きワサビ沢から弁天尾根を登る。途中、今回の目的でもある弁天杉を見物。円山木ノ頭に出たら太礼ノ頭の先まで行って堂平を下るルートだ。標高が上がるとブナなどの広葉樹林なのでキノコちゃんに出会えるという期待もあった。
朝6時過ぎに自宅を出発して県道64号線で宮ヶ瀬ダムまで行き、そこから県道70号線で塩水橋まで行く。今日は有害駆除がありハンターがたくさんいたので駐車スペースの車も7時に着いたときには満杯だった。何とか宮ヶ瀬側に塩水橋を渡った所に車を停めた。
7:07 塩水林道ゲートを通過する。
塩水林道の山側には崩壊危険箇所(私の見た目ですが)ありました。
最初に出合ったのはサルノコシカケ科のキノコ。たぶんコフキサルノコシカケの子供かな。
塩水林道をワサビ沢出合まで進む。
ガードレールの残骸に誰かが「堂平近道」と書いてある。ここで塩水川の堰堤の前を渡渉して渡り、ワサビ沢の右岸のコンクリートで固めた道を少し行くと左側に堂平への登山道があるが、これには入らずに先に進む。
ワサビ沢の右岸を進み写真の堰堤(堰堤の右側が崩れている)の前を渡渉する。
堰堤の前を渡渉したところ。
杉の木に黄色いテープが巻かれている。その上に踏み跡のトレースが見える。後はそのトレースをたどるだけだ。
しばらくトレースを辿っていくと鹿柵の扉があり、そこを通り抜け更に進む。その後は分かれ道のようなトレースがいくつか現れるが、キーポイントにはピンクテープがある。今回は弁天杉を見るのも目的のひとつだったのでトレースを頼りに少し下る。
弁天杉が見えた。遠目に見ると大木には見えなかったが・・・
何年生きているか知らないけど、寿命は1000年という説もあるで、この木は江戸時代もここにあったんだろうな。
上を見上げるとやっぱりデカい!
長く生きているだけあって貫禄十分だ。
根元はこんな感じだ。他の杉と比べると全然違う。しばらくいたが先に進む。
杉の枯れ葉の中にホコリタケを見つけた。胞子は飛ばした後だ。
弁天尾根を登って行くと、どデカいサルノコシカケがあった。
弁天尾根は菌類だらげだ。倒木にキノコの老菌がみっしり付いている。
黄色い米粒みたいなキノコ。
ブナの倒木になっていたキノコ。ブナシメジかな。
老菌だけどウスヒラタケかな。
ブナの根元になったホコリタケ。
標高が上がるとブナ林になる。
キノコがみっしり付いている。
ヌメリスギタケモドキかスギタケモドキかなとこの時点では思った(結局、ヌメリスギタケモドキだった)
手が届く範囲のヌメリスギタケモドキをありがたく頂きました。
裏から見るとこんな感じ。
10:25 円山木ノ頭に着いた。
眺望はないが紅葉が綺麗だ。
赤い色が映える。
木々の間から大山が見える。
コフキサルノコシカケ
立ち枯れたブナの木にコフキサルノコシカケがたくさん付いている。こうやって時間をかけて木は菌類によって土に戻っていくだよな。
10:47 太礼ノ頭に着いた。
丹沢山方向に進む。今日は堂平におりるルートで左側に曲がる。
フィールドサイン。鹿ではないな。
何のキノコかわかりません。
塩水川の上流部かな。
広葉樹林はやっぱり落ち着くな。
立ち枯れたブナの木。キノコはなかった。
ナラタケと間違えたキノコ。正体不明。
堂平の看板を通過した。
塩水林道終点まで、0.6kmとあります。
11:52 雨量計に着いた。セブンイレブンのつぶあんパン4個入を食べて少し休憩。
登山口で有害駆除のハンターさんとあったが発砲音は一度も聞こえなかったな。鹿ちゃんうまく逃げたかな。
近道をして塩水林道に戻ってきました。
塩水林道をのんびり下ります。キノコのお土産たっぷりです。
登るときは気が付かなかったけど、これは崩れて間もないな。
塩水林道ゲートに戻って来ました。
塩水橋の橋の壊れた部分が横たわってました。
13:08 今日の駐車場所から自宅に帰還です。