日原川水系_倉沢谷本谷_2023年7月8日(土)

7月に入り梅雨はまだ明けないが暑さは夏本番なので泳ぐ沢に行くことにした。水根沢は崩落で面白味が半減したので5月末にシュウちゃんが行った奥多摩の倉沢谷本谷に行くことにした。メンバーは、久しぶりの隊長、シュウちゃん、リョウちゃん、そして私の4名だ。リョウちゃんは、自宅から電車とバスを乗り継いで倉沢バス停に7:49着だ。シュウちゃんは車で町営鳩ノ巣駐車場まで来てもらい私の自宅から出発した隊長と私と合流し倉沢林道ゲート前に向かう。リョウちゃんが来るまで空き時間があるので日原川の倉沢出合の少し奥にあるマイモーズの悪場を見に行った。


遡行ルートは、林道ゲートから少し歩いたところから倉沢谷に下りる。踏み後は明確だ。入渓したら魚留ノ滝の手前にある大きな石積の堰堤(堰堤の下にトンネルがある)の前で遡行終了し脱渓した。帰りは倉沢林道を下る。


装備は、30mロープ、カム(#1以下のもの)、ハーケン、ハンマーだ。すべての種類を使用した。
今日の天気は曇り。奥多摩に向かう途中雨がぱらついた。帰りに寄ったもえぎの湯の帰りも雨がぱらついた。蒸し暑かったが沢で泳いでいたので気にならなかった。


私は泳ぎ沢というこでモンベルのパドリングジョンを着たがこれは正解だった。それと暖かい飲み物も必須だ。私はマクドナルドのホットコーヒーを保温ボトルいれて持っていった。シュウちゃんもホットだった。

さがみの会のYoutubeは、こちらへ。

7時前に倉沢林道ゲート前の駐車スペースに着いた。すでに1台が駐車していた。リョウちゃんはバスで7:49着なので、その前に隊長、シュウちゃんと私でマイモーズの悪場を見に行くことにした。

ルートを間違えて朝一から核心の沢床までのルートになった。何とか倉沢谷の入口に到着した。奥にマイモーズの悪場が見える。

マイモーズの悪場だ。薄暗く、独特の雰囲気がある。

隊長がマイモーズの悪場を見ている。

マイモーズの悪場を見て引き返す。帰り道は踏み跡を辿れたので最初よりは緊張せずに戻れた。

倉沢林道ゲートの前にはたくさんの人が遡行準備をしていた。リョウちゃんも到着し遡行準備をしていたのですぐに出発できた。

林道を少し歩いたところから倉沢谷に下りる。踏み跡は明確だが、岩がゴロゴロしているので落石注意だ。

入渓。

最初の滝。5月末にシュウちゃんが来たときと比べて水量が多いと行っている。5月は滝の右側を登ったという。今回は赤矢印ルートを選択した。1度目は滝下に取り付いたが1段目が登れない。一旦戻り、ハーケンとハンマー、それからシュウちゃんからペツルのスカイフックを借りて2度目のチャレンジ。滝下でハーケンを打っている最中にハーケンを滝壺に落とす(泣)別の場所にハーケンを打つ。1段目の奥にスカイフックがかかり、それを手がかりに1段目を登った。他のメンバーはあ助けロープであげた。その上の段は左側の凹角をステミングで登った。

泳ぎ沢初めてのリョウちゃんがたどり着きました。無事一段目をクリア。

上の滝の2段目を超えたところ。リョウちゃんがチャレンジ中です。

隊長もチャンレンジ。

泳ぐほどではないが右の水流沿いを進む。

隊長が登ってきます。

小滝が続いている。

日本の沢っていう趣のある渓相だ。

途中で先を越していったグループに追い付いた。

隊長も泳ぎます。

流芯をステミングで登るシュウちゃん。

隊長は水流を避けて登る。

林道の橋を通過した。

ここは赤矢印ルートで滝に取付き滝の左側を登る。

ここは右側から滝壺を攻めて滝の右側に取付き登る。

ここは核心と言われているみたいだが最初の滝の方が難しかった。ここは右側に残置ロープがたれているのでそれを使えば滝の水面上の段の上にあがれる。スラブ状の斜面だがフリクションは効くので赤矢印ルートを登ることができる。

上の写真の赤矢印ルートで登る

2条の滝は左側の水流を登った。

途中からステミングで通過する。

つっぱりで通過中の私。

後半はこんな感じで通過。

ここは真ん中の岩場を登る。

ヘツりで通過するが、ヘツるのが少し難しいポイントだ。

この滝は赤矢印ルートで登れる。

隊長が登ってきます。

この滝は高さもあり水流も強そうなので巻いた。

この滝はロープ出して登りました。カムで一箇所支点を取りました。

楽しんでご満悦の3人。

魚止めの堰堤で遡行終了。脱渓しました。林道は右岸に見えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です