水無川水系_セドノ沢左俣_2023年9月2日(土)

 今週は、リョウちゃんとセドノ沢左俣へ行くことにした。隊長とタカちゃんはふたりで奥多摩の沢に行くらしい。朝6時に鶴巻温泉駅でリョウちゃんを拾って戸沢の出合駐車場に向かった。向かっている途中、私の無意識が知らせてくれたのか何か忘れ物したような気がしたが何を忘れたのか思い当たらなかった。

 戸沢の出合駐車場に着いて早速沢登りの準備に取り掛かると忘れ物が判明した。沢靴だ!でも私の場合、通勤も普段履きもアプローチシューズも日進ゴムのハイパーVなので、靴底は少しすり減っていたが、そのまま沢登りをすること可能ということで事なきを得た(笑)

 今日の装備は、30mロープ、ハーケン、小さめのカム類(大きなカムも持ってくれば白竜ノ滝も登ったかもしれないが、カムが白竜ノ滝で使えたかどうかは定かではない)

6:56 戸沢の出合駐車場に着く。ここで木ノ又茶屋の荷揚げをする人とお話し、コーヒーが美味しいと話したら是非来てくださいと言われた(ここで暗示をかけられる)

水無川本谷F1は右岸に鎖が張ってありそれを利用すれば登れるがリョウちゃんの練習も兼ねてハーケンを2か所打ち登った。

リョウちゃんがハーケンを抜きながら登ってくる。

水無川本谷F2右岸に残置ロープがあるけど、どこ登るだっけかなと思ったが、今日はセドノ沢なのでこの二俣を左に入る。

こちらがセドノ沢の入口。水無川本谷F1を登ったところが二俣になっている。

右岸にセドノ沢F1の看板が表示されている。ここは左岸を水流に向かってヘツりクリアする。

リョウちゃんがセドノ沢F1を登ってくる。

リョウちゃん、今日もご機嫌だ。滝は、セドノ沢F2だ。ここは右側の水流を登って上の段の真ん中を登った。

リョウちゃんも登る。

セドノ沢の二俣。左側がセドノ沢左俣だ。

釜が深いので濡れないように突っ張りで超えた。

リョウちゃんも突っ張りだ。

ここは水流の右側を登った。

リョウちゃんも続く。

階段状に連なる連瀑帯だ。

上の2段がシビアなので青色の残置ロープはあったがロープを出した。最初にハーケンを打ったが、その上は残置ハーケンを使わせて頂いた。滝の上がヘツり気味で意外に緊張感のある登りだった。ちなみに青色残置ロープは固定されていないようだった。私の目の錯覚かな。

ここは滝の水流方向にヘツ気味に登り、直上したかな。

ここは倒木の右側の凹部を登った。

セドノ沢左俣F2の看板が出てきた。頭が・・・になる。標高760mですでにセドノ沢の左俣と右俣は分かれており、ここは標高885mの二俣を過ぎたところなので、明らかに分岐点を間違えて設置されているんじゃないかなと思う。

トイ状滝は水流沿いを登る。

少し落ち着いた渓相になる。

左岸壁状10m滝は左岸からロープを出して登った。リョウちゃんには厳しかったらしく緊張の趣きだった。最初の支点は木でとり、その後は残置ハーケンを使わせてもらった。

この滝の奥に白竜ノ滝が見えてきた。

白竜ノ滝をしばらく眺める。登るならシャワー確実だ。左側の溝に大きなカムがあれば支点を取れるが今日は持ってきていない。ということで巻く(笑)

巻いて少し遡上すると周りを囲まれた行き止まりの雰囲気の場所に着く。ここが坑道跡地らしく2つの穴がある。ここはどう見ても登れないので巻くことに。左岸の踏み跡をたどったが途中でわからなくなり、ロープを出して適当に登る。30mロープ2ピッチでこの上に出れた。アルパインチックで楽しい巻きだった。途中でタマゴタケを見る。

巻きを終えて一安心のリョウちゃん。

行く手を登れそうのない巨岩が塞ぐが右岸から巻けた。

先は水枯れし源頭部の雰囲気だ。

涸れ棚を登る。

ここで二俣になり、右を行けば大日小屋の手前あたりに出て距離的には近い。左を行けば木ノ又茶屋方向で距離は少し遠くなる。迷ったがコーヒーに釣られて左を選択。リョウちゃんに木ノ又茶屋の人に催眠術をかけられたでしょと言われた。

少し登ったところでガレた急斜面になりそうなので右岸尾根に詰めることにした。

12:41 無事、木ノ又茶屋に到着した。

やっと美味しいコーヒーにありつく。

14:44 戸沢の出合駐車場に戻る。お疲れ様でした!

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