谷太郎川水系_鳥屋待沢左俣_2024年3月30日(土)

 今週は、「電車とバスで鳥屋待沢」を企画し、丹沢の谷太郎川水系鳥屋待沢左俣に沢登りに行くことにした。メンバーは、隊長とリョウちゃん、そして私の3名だ。沢登りの後はちょい飲みして帰ろうという魂胆だ。アプローチは本厚木駅の5番のりばから朝6:55分出る宮ヶ瀬行きのバスに乗り煤ヶ谷で下車、そこから林道を歩き権現橋まで歩き入渓する。

 装備は前の日にかなり雨が降ったので濡れることも想定した。天気予報の最高気温は25℃程度なので水に入っても寒くはないだろうという思惑もあった。ファイントラックのフラットラッシュ上下にワークマンのレインウェアを着込み、モンベルの沢用スパッツとサワークライマーの出で立ちだ。共用装備は、30mロープ、ハーケン、ハンマー、小さめのカム類だ。

 私は朝6時前に着く小田急線の電車で本厚木駅に行き駅の近くのマクドナルドでコーヒーを購入し、バスの発車時刻まで本読むことにした。マクドナルドでコーヒーをすすっていると隊長からLINEにメッセージが入る。ヘルメット忘れたので一旦家まで戻り車で向かうという^^;。しばらくしてリョウちゃんからLINEにメッセージが入り本厚木駅に着き、すでにバスに乗っているという。5分前にバス停に行けばいいやと余裕をこいていた私は慌ててバス停に向かう。

本厚木駅の5番のりばから朝6:55発の宮ヶ瀬行きバスに乗った。バスはすでにほぼ満杯だったがリョウちゃんが席をキープしておいてくれたので座れた。バスでリョウちゃんと楽しく会話しながら煤ヶ谷バス停のひとつ前の清川村役場前で隊長の車が見えたのでバスを降りた。そこかか隊長の車で権現橋まで行くことにした。

権現橋横駐車スペースに車を駐め遡行準備中の隊長とリョウちゃん。

朝8時に遡行開始。

他の方の遡行記録を見ると必ず出てくるので私も写真を撮る。

デカい堰堤。ダムかな。水多い感じ。

堰堤を超えると普通の河原になった。

ささ濁りだが小川の雰囲気だ。

やっと小滝が出てきた。滝の手前で左岸に渡渉し通過した。

リョウちゃんと隊長も渡渉中。

壊れた堰堤。石積した古いタイプの堰堤だ。

沢らしい雰囲気になってきた。

濡れないようにへつりながら進んだ。

右岸にあった作業道も利用させて頂いた。

この滝は左側から通過。

ナメ滝だ。

 ゴルジュっぽくなってきました。

ここは水流突破したかな。

ここは余裕のリョウちゃんです。

ナメ滝。

ここは隊長だけやる気満々で滝を右側を登ってます。私とリョウちゃんは右岸から濡れずに安全に通過しました。

沢登りらしい沢になって来ました。

12m滝です。登るなら右側らしいですが、水量が多いので今日は左岸を巻くことにしました。

巻いた跡は、30mロープでギリギリの懸垂下降でした。

滝らしい滝が出てきました。この滝は左側のクラックを使い登りました。

隊長もクラックから登ってきます。

次は突っ張りで水流沿いを通過です。

次の滝は登れそうでしたが濡れそうなので私が躊躇しているとリョウちゃんが俺行きますってことで水流突破。滝の上で勝ち誇った雄叫びを上げていました。私も行かざるを得なくなり濡れながら突破。

隊長だけ残置トラロープのある右岸を巻いてきました。

左岸の湧水帯は綺麗でした。

増水しているので泳がないと行けそうにありません。右岸を巻きました。

これは今日の水量だとマジでずぶ濡れになりそうなので左岸を巻きました。

右岸の流れ込み。

夏なら水流突破ですが、左岸から簡単に通過しました。

ここは水流沿いを通過。

一旦大人しい渓相になり

奥に滝が見えましたが、この滝も左岸から巻きました。ロープだして登ってみましたがフリーでいけそうなので全員フリーで通過。

すごい勢いの滝が現れました。右俣の最初にかかる8m滝です。

ヨゴレネコノメソウですかね。

この綺麗な滝は滝の両サイドが苔生していて登れそうにないので赤線ルートで通過。

先ほど赤線ルートを通過後のお二人。

やっと幕岩に着いた。想像以上のスケールと綺麗さだった。

幕岩を通過する隊長。

15m滝の手前でしばし休憩。オブザベしたら左側が登れそうなので赤線ルートを登る。30mロープで滝上までギリでとどく。ただフォローがふたりなので2番目のリョウちゃんは途中でセルフで保持してリョウちゃんが登った分のロープをたるみを取って登ってもらった。今考えるとフィックスロープでも良かったかな。

この滝もフリクションを効かせて登ることができた。

下部がヒョングってる滝は突っ張りで登る。

写真の真ん中上にある滝はずぶ濡れになりそうなので左岸から巻いた。一番上の滝はCSのある真ん中を登って左の水流沿いを登った。

隊長が登ってくる。

三俣になっている。写真右側に進む。

綺麗な滝だ。ここは左岸から小さく巻いた。

渓相は大人しくなった。

右岸の支沢の奥にも違う幕岩が見えた。

右岸の壁。地層が斜めっている。隆起した証拠かな。この後更に上流に進んでハング滝まで行ったが、この写真より下流(左側)まで戻り詰めることにした。

更に上流に進む。

簡単に登れる小滝があり、更に進むと・・・

12mハング滝が現れた。左岸から高巻けば行けるみたいだが、今回はここで引き返すことにした。

尾根に取り付いたが細尾根で岩が脆く触るだけで落石しそうな岩もあった。

リョウちゃんは無口になり緊張しているみたいだ。

細尾根がこれでもかというくらい続く。

この渡り廊下状の尾根は楽しかった(笑)

ここも細尾根なのに加えて木が生えていないので根をつかむこともできない。

アセビ。尾根を登り続けると踏み跡のはっきりしたルートと合流する。そして進行方向の左側に残置ロープが張られている場所がありそれが宝尾根の分岐だった。登ってきたルートを引き返すような錯覚になる方向に進む。残置ロープはあるが踏み跡は薄い。

宝尾根を少し下るとザレた細尾根になり緊張する。

下山ルートも細尾根だ。

アップダウンが何箇所かある。

やっと宝尾根の777mに到着。ここからは広い尾根になり歩きやすいが迷い安くなるのでルート確認は頻繁にした。

ここまで来ればあと少しだ。下山し、帰りは隊長の車で鶴巻温泉駅まで乗せてもらうことにした。隊長ありがとうございます。

ということでリョウちゃんと私はここで楽しい反省会でした(笑)

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